単独行について、徒然と


先日の週末、
昼間のポンポン山を訪れた。
梅雨が始まる前の晴天の心地好い昼下がり。
山頂には沢山の人達が溢れかえっていて、
昼食を摂りながら
沢山の人達を眺めていた。

あるグループは大きな鍋を囲んで、
賑やかに騒いでいたり、
年配のグループは穏やかに
集合写真を撮ったりしていた。

普段、
早朝にこの場所を独り占めしているボクは
何だか、不思議な気分。

以前、
仕事の関係で親の世代くらいの方々と
定期的に山に集うイベントに参加していた。
そこでは
山頂に到着するとリュックの中から
一升瓶が出てきたり、
ワインが出てきたり。
この人達はどこにこの元気があるんだろう?と、
不思議に思っていた。
その会では常に山頂では
宴会が始まるのはお決まりのパターン。
みんな、お酒のことを『命の水』と呼んでいた。

そんな山行を繰り返していたせいか、
ポンポン山の山頂にいるグループで
お酒を飲んでいる方がいないのが、
とても不思議なことだった。
ボクはお酒が強くないので、
お酒があろうとなかろうと、
大した影響はないのだけど。

ただ、
北アルプスで白馬・雪倉・朝日と縦走したときに
朝日岳の山頂で飲んだウィスキーのロックだけは
とても心地の好いものだった。
たぶん、
小屋泊の縦走をするときには
少しだけバーボンか何かを
持っていくのかもしれない。

話は逸れてしまったのだけど、
それだけ多くの人達が集う光景を目の当たりにしても
単独で登山することに惹かれてしまう。
たぶん、
大切な何かが欠落しているのかもしれない。
人と何かを分かち合うことが大切なのは
分かっているのだけど、
それがストレスになるのかもしれない。

自分でルートを決めて、
コースタイムを想定して、
それに対してどうだったのか?
どのピークを目指し、
その頂からの光景を地形図で想像して、
黙々と登る。
黙々と登っている間は
ただ、目に映る光景についてだけ、
考えていれば良いのだから。

たぶん、
何かに縛られているのが嫌なのかもしれない。

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